最近は、宮崎駿さんの作品を見ながら炊事などの家事をやっている。
今日は、千と千尋の神隠し。
私の一番好きな作品。
本当に恥ずかしいが、この作品を見ていると
「歯を食いしばって、鼻水と涎でグシャグシャになりながら泣く」
という、漫画のような泣き方をしてしまう。
果たせない約束、をしなければならないときもある。
男には、と書こうと思ったが、女性の方がそうかもしれない、とも、ふと思う。
そんな風にこの映画を見ると、切なく思っていた。
この映画の最後の場面、タイトルロールが終わり、エンディングの曲も終わり、最後にほんの数秒、「おわり」という文字がでるが、その背景には今まで大して注意を払っていなかった。
しかし、ハウルとか見て、宮崎駿さんの作品は、全身これ謎かけのようなものと分かったので、今日は注意してみた。
すると、それは、大きな、勢いのある流れの川に、靴が片方流されている絵ではないか。
約束は果たされたのだ。
その間のことを思うと、また泣けて来るではないか。
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