ブッダ最後の旅

今は、キリスト教の本と仏教の本を並行して読むようにしています。
仏教関係で今読んでいる本はこの「ブッダ最後の旅」です。
まだ読み始めたばかりですが、ちょっと面白いな、と思い共感した句があったので、ここで引用してみようと思います。

修行僧たちよ。修行僧たちがよく気をつけている、ということはどのようにすることなのであるか。
修行僧たちよ。ここで、修行僧は、出ていくときにも、もどるときにも、よく気をつけていて、前を見るときにも、後ろを見るときにも、よく気をつけていて、腕を屈するときにも、伸ばすときにも、よく気をつけている。大衣や衣鉢をとるときにも、よく気をつけている。食し、飲み、噛み、味わうときにも、よく気をつけている。大小便をなすときにも、よく気をつけている。行き、坐し、眠り、めざめ、語り、沈黙しているときにも、よく気をつけている。修行僧たちよ、修行僧はこのように実によく気をつけているのである。修行僧たちよ。修行僧は、このように念じて、よく気をつけておれ。
p.53

最近、こうしたことが大切のように思えます。

ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)

ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)

今日は雪もちらついている寒い日。
ストーブを入れたので、床暖房は弱めにし、換気もよくするようにして冬の雰囲気を楽しんでいますが、少々寒気がするのは風邪気味だろうか。それとも、本当に寒いのだろうか。この辺の感覚が、まだ当地の気候になじんでいないので、うまく判断できずにいる。