美少女

pakira_s2007-11-01

今日は、東京に出張。
晩は東京に来ている青森の人たちと夕食会。
会場が四谷だったので、夕食会の前にイグナチオ教会の夕べのミサに参加しました。
今日はハローウィンの翌日、万聖節諸聖人の日)の祈り。
私はクリスチャンではありませんが、時折ミサには参加します。
聖体拝領の時には、席に座ったままで祝福を受けに行くこともしませんが、それは自分が祝福に値する者でないように思っていた、というよりはそのように自分に言っていた、ということでしょうか。
しかし、聖体拝領や祝福を受けることは、過去の自分に対してのものではなく、その瞬間から未来のためであることを、今日、やっと分かりました。次回は祝福を受けるかもしれません。


教会で、私の隣には運動部での練習の帰りの大学生らしい青年が座りました。
彼はミサ中の静かな教会の中に少々大きなドアの音をさせて入ってきて、ドシンとスポーツバッグを椅子の上に投げ出し、それから洗面所に、これもやや大きな音をさせて行き、それから席に座ると携帯電話を取り出し、メールをチェックしたのかマナーモードにしたのか、いずれにしろ何度かいじっていました。
彼は、野太い、やや調子外れな感じで賛美歌を歌い、祈りを唱えていました。
私には、彼には悪気は全くなく、彼にとって教会は決して特別なところではなくて自分の部屋、自分の家のように親しいところであることが感じられ、マナー云々というより微笑ましい気持ちになりました。
彼も、世の光、地の塩なのでしょう。


昨年の日記をふと見る機会があったのですが、昨年もこの時期に東京に出張した際、ミサに参加しているのを読んで我ながら少し驚きました。
写真は、昨年モスクワのプレジデントホテルで購めたマトリョーシカの写真。
美少女だな、と思います。