imindmap というソフトウェアの体験版をダウンロードして使ってみました。
以前も見たことがあったのですが、ブザン博士の提唱するマインドマップをPC上に再現すると言うことで面白い形の図は書けるけれど、それだけかな、と思っていました。
ところが、今回見てみたver3は、MS Officeは勿論、OpenOffice.orgへの出力やプロジェクト管理機能まで備えており、ver4に至っては、とても面白いプレゼンテーション機能まで備えています。
_Mind Manager_ファイルの取り込みもできますし、これは楽しい、と思っています。
日本では、ver3のpro版しか売っていないようですが、UKの本家サイトではver4も購入できるようです。
日本の販売サイト -> http://www.imindmap.jp/
本家サイト -> http://www.imindmap.com/
私がダウンロードしたのは、ver4のトライアルバージョンで、本家サイトからです。
(追記:他の形式へのexportはインターナショナル製品版ver4Ultimateを使っています。)
使っていて、_Mind Manager_よりカラフルで楽しいな、と思いますし、項目の追加や移動、削除も容易で、いいと思いました。
_Mind Manager_と比較して、
- よいところ
- カラフルで楽しいところ
- スタイルの設定で、グニャグニャからシャッキっとした図まで表現できること
_Mind Manager_もいろいろな図は表示できますが、私は結構シャッキっとした図を配付資料などでは使うので、簡単に表示が切り替えられるのはうれしいです。
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- フォーカス機能で特定のトピックを表示した場合、そのトピックを中心とした図を表示してくれること
_Mind Manager_だと、切り取った形になって、一方向にしかラインが伸びていない図になってしまいます。
_Mind Manager_だと、特定のトピックを囲うとき、必ず親トピックも一緒に囲わないといけない(ような気がする)のですが、imindmapだと親トピックを除くことも出来ます。
- ちょっと。。なところ
- フィルタリング機能がない(ような気がする)こと
あるのかもしれませんが、まだ見つけていません。
これはフィルタリング機能を多用している私としてはつらい、というか致命的。
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- 指定レベルでの展開機能がない(ような気がする)
折りたたみを一つ一つやっていかないといけないような気がします。
一段階ずつ、一斉に閉じたり、開いたりすることはできます。
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- ラベルのコピーができないこと
ラベルの文字列を選択してコピーすることができないように思います。
バグというほどではないと思いますが、ややそれに近いかな。
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- プレゼンテーション時の順序設定
プレゼンテーションの際には、トピックを一つずつ表示してくれますが、その表示順序は基本的に作成順になります。
(作成順でもないように思われるときがありますが、よく分かりません。)
順序は変更できます。
ただ、基本的には表示されている順に表示して欲しい、と思います。
できればそちらをデフォルトにして、それをベースに変更できるようになっていると良いと思います。
これはそれぞれの方の好みなので、オプション対応となるべきものかもしれませんが。
これに関連しますが、_Mind Manager_は番号を振る機能があります。
これは、表示順に項目に番号を振ってくれるもの。
この機能もimindmapにはありません。
また、プレゼンテーションの順序が表示されているものと違うことから、順序は数字で入れることになります。
同一レベルの項目はそんなに多くないので、数字で入れることになっても混乱するということは実際上はありません。
むしろ表示と異なる順序をプレゼンテーションのために設定できるというのは柔軟でよいと思いますが、やはりデフォルトは作成順ではなく表示順にして欲しいと思います。
それと、順序変更のため番号が表示されているモードではノードの付け替えなどの作業を視覚的に行うことが出来ない(ブランチをドラッグ&ドロップできない)ように思います。
これも出来て欲しい。
やはり、これも表示順ではなく作成順でのプレゼン、と言うコンセプトに関係しているのかもしれません。
と書いてきましたが、このように書くと、両方のよいところを組み合わせて使いたい思いが湧いてきます。
これは買ってしまうかもしれないな、と思ったりしています。