Excelへの色づけ

表の中の特定の行に色を付けたいときには conditional formatting を使う。
私の場合、表について、特定のコラムに○とか×とかある場合、その行に特定の色を付けたい、というときに利用する。従って、基本的には表のうち、データの入っている部分は全部範囲指定する。
それから、menu の format のところから、conditional formatting を選択する。
条件入力ダイアログが表示されたら、condition のところでFormula is を選択し、値の方にはその行の特定のセルの値を指定する。

図では
$o8="○"
という式が入っているが、これは、o列の値が○の行について指定の色づけを行うもの。
他の式の表記と一緒で$は固定を意味するので、$o$8 とすれば行に関係なく特定のセル$o$8の値によって色が変わることになる。また、この例ではコラムに固定記号が入っているが、これも特にこの例の場合には必要がない。
図では条件が3つ書いてあるが、一番上のconditon 1が最優先される。
従って、イメージとしては、下の条件で色を塗っていき、上位の条件で上書きされる、という感じになる。
私の場合、まず全体的な色設定をして、それから徐々にこんな色も付けてみよう、という感じで作業をしていく。従って、後から設定したい条件ほど特定をする要素の強い条件、つまり、後から設定した条件の方が以前設定した条件よりも優先されるようであって欲しいことが良くある。その場合には、後から設定した条件を上に持っていきたいのだが、私の試用している officeXPでは簡単にはできない。条件を設定し直し、と言うことになる。この例の場合には色の入れ替えなので、式を再入力する必要はなくそれほど大変ではないが、もう少し複雑な条件設定をしている場合には面倒。現在のバージョンのofficeであれば条件の優先順位の変更は簡単にできるのだろうか。(実は新しいofficeも入れてみたのだが、あのリボンというシステムにどうしても馴染めず、officeXPに戻して使っています。ゆっくり新しいofficeを勉強する時間があればいいのかも知れませんが。)
もう一点、この条件付様式設定については私がまだよく分からないところがあって、どの部分に条件付様式設定がなされているかを把握ができずにいる。
上に書いたように、基本的には表のデータ部分を全部指定することが私の場合一般的なので、多分そうだろうと思って範囲指定して conditional formatting を出してみる。すると、多くの場合は現在設定されている条件付書式設定が表示される。しかし、例えば後から表の行数を増やしたような場合、どこまで指定しているか分からなくなることがある。
こうしたこともあるので、条件設定はワークシート自体のどこかに書き込んでおかないといけないな、と思ったりしている。そもそも、表について行き当たりばったりで作成しているから上記のような問題が生じるのであって、予めしっかり設計してから作れば問題は生じないのだ。← というようなことは確かなのだが、個人利用ではまたあり得ないことでもある。