Excel 複数条件での抽出合計

ある表について、例えば、中間レポートを出している学生でかつ最終レポートを出している学生の数の合計を出したいときがある。countif だと一つの条件でしか合計できないので、例えば最終レポートを提出した人数しか分からない、と言うことになる。
下記のページに sumproduct を利用する方法があり、大変参考になりました。

エクセルの学校:エクセルマイスター[countifで複数条件]
http://www.excel.studio-kazu.jp/mag2/backnumber/mm20040824.html


下↓のような表のA列が[リンゴ]でB列が[中]のものがいくつ存在するかを求める例

A B C D E F
┌─────────────────────────
1│ 商品 │大きさ│ │ 商品 │大きさ│個数
2│ リンゴ │ 大 │ │ リンゴ │ 中 │ 1 ← これを求める
3│ オレンジ│ 中 │ │ │ │
4│ リンゴ │ 中 │ │ │ │
5│ リンゴ │ 大 │ │ │ │

  このような場合countifでは求められないので
 
  =sumproduct((A2:A5="リンゴ")*(B2:B5="中")) 又は
  
  =sumproduct((A2:A5=D2)*(B2:B5=E2)) で求まります。
 
   式の意味:
    セルA2は[リンゴ]なので1 かつ セルB2は[大]なので0 1*0
    セルA3は[オレンジ]なので0 かつ セルB3は[中]なので1 0*1
    セルA4は[リンゴ]なので1 かつ セルB4は[中]なので1 1*1
    セルA5は[リンゴ]なので1 かつ セルB5は[大]なので0 1*0
     従って1*0 + 0*1 + 1*1 + 1*0 --> 0 + 0 + 1 + 0 --> 1 となります。
 
  少し汎用性をもたせて =sumproduct(($A$2:$A$5=D2)*($B$2:$B$5=E2)) とする
  場合が多いです。