会議でのメモ

pakira_s2010-09-12

ここ数年、会議でのメモはマインドマップ形式で取ることにしている。
PCを使える環境であればMind Managerで、PCを使えない場合でも手書きのマップでメモをするようにしている。


その大きな理由は速いからだ。
マインドマップの特徴は、単語を連ねていくところにある。
つまり、文を書く必要がない。勿論、文を書いてもいいのだが、無理に書かなくても十分わかる。
従って、同じ内容を表現する場合にはメモする量が圧倒的に少なくて済む。
そのため、メモをとるスピードが通常の形式に比べてかなり速くなる。


更に、一つのトピックについて話が終わり、次の話題に移るとき、それぞれの話題のレベル(大項目、小項目と言った意味)に戻り、全体の構成を把握しながらメモを取ることが容易だ。つまり、話の筋が追いやすい。別の言い方をすれば、常に講演の全体像を頭に入れながら聞くことになるので、記憶自体にも残りやすい。


また、講演者の話を聞きながら自分で考えたことをメモする際にも、例えば少し前に戻って記入したりする際、分かりやすく、また現在話しているところに戻ることも容易だ。


そして、実はマップ形式で出来上がったメモは、他の人が見ても分かりやすい。Mind Managerでの会議録は、ほぼそのまま印刷配布しても問題がない程度だ。手書きのものは、そもそも字があまりきれいではないので、少々手を入れる必要があるのだが。


これまで、何となく便利でMind Managerでメモをしてきたのだが、今日、久しぶりにpomeraを開けてみた際、以前の講演メモを見て、かなり頑張ってメモしているにも関わらず、全体像の見えにくいものになっているのに逆に驚いてしまった。そして、今は何となく当たり前に思っていたマインドマップ形式でのメモの利点について改めて思ったことだった。


写真は、神戸の本願寺別院です。