私が食事をして、洋食屋さんから出る。
止めておいた自転車の鍵を外していると、洋食屋さんの隣の建物から二人の小さな女の子と男の子が出てくる。
四歳か五歳くらいだろうか。
私に、「こんにちは。」と挨拶をする。
私がびっくりしていると、更に、
「これから●●ちゃんと○○ちゃんと遊ぶねん。」と言う。
その他にも何か私に話しかけてくれたのだが、まだこちらの言葉に十分なじんでいない私にはよくわからなかった。
私が「天気が良くて良かったね。」と言うと、大きく頷いてくれる。
その時、お母さんだろうか、女性が自転車を押しながら出てくる。
私が軽く頭を下げると、その女性も礼を返してくれる。
私は、もう一度子供たちに目で挨拶をすると、自転車にまたがって、ペダルを漕ぎ始める。
写真は、以前赤穂で見た民家の窓です。
