「空でないセルをワークシートの外に押し出してしまうため、新しいセルを挿入できません。空のように見えるセルであっても、空白の値、書式、または数式が含まれている場合があります。挿入するための領域を確保できるように十分な行または列を削除してから、もう一度やり直してください。」というアラートが出て、行の挿入ができなくなった。
ネット上の解説では、最後の列に何か入っている場合について記述されていることが多い。
私も今回、一見空白に見える列から最後の列までを選択して削除してみたが、挿入できない状態に変化はない。
仕方がないので、空白ではないが不要な行についても削除してみる。
これによって、列の追加ができるようになった。
おそらく、保護のような機能が途中のセルにかかっていると、そのセルの絶対位置を変更することができず、上記のようなエラーサインが出るのではないかと思われる。
ただ、書式やマクロであれば管理できるし、一括で削除等もできる。
保護については、いつも使い慣れていないのでよく分からないところがある。
M365版のEXCELでは、セルの書式設定に保護タブがあり、校閲のリボンにシートの保護・ブックの保護・範囲の編集の許可等を内容とする「保護」タブがある。
それぞれに解除の項目もあるのだが、これがどう機能するのか今ひとつ心許ない。
今回の件は、気付かぬうちに、これらのメニューから一部のセルに何か保護設定を掛けていたのかも知れない。
いずれにせよ、行や列の挿入ができない、というのはEXCELを利用していて致命的に不便なので、今回もなんとか対応できてよかった。