3A07特典DVD

それにしても、特典DVDがこれがまたすごい。七夕Pは本当に美しいものを作ってくれますね。
あずささんが、自分のためだけに歌い、また踊ってくれる。
Pがこの世で見た最後のときの服で踊ってくれているのもいいですね。
(実は、未だによく分からないのが、Pが倒れたときにレンズ越しに映像が見えること。
一体、ここでレンズ越し、或いはガラス越しに見ているのは誰なのだろう。
一応、魂になったPではないか、という仮説を立ててみます。
「伝えていない言葉がありましたから」という言葉、
あずささんの「ずっとそばにいて下さったんですね。」という言葉、
から、この段階から、Pがいわば魂としてあずささんを見守り、自分としては言葉を伝える機会を待っていた、という風に考えてみようかと思います。
なぜレンズかガラス越しかと言えば、小鳥さんの撮ってくれた写真に二人で収まっていて、あずささんも、ずっとそれを見ているようだから。雨粒は、小鳥さんも写真に涙を落としていたけれど、あずささんもたくさん写真に落としただろう涙も表しているのではないかと思います。
あの写真には、律子君も出来上がった特典DVD付のCDを供えていて、やはりみんなにとっても特別なものであったのかも知れません。)
Pは、ひまわりとしてキャンバスの中に収まってしまっていますが、実際のコンサートでファンの人たちを向くのと同じかっこいいポーズでキャンバスに向いてくれるシーンを見ると、正に鳥肌ですね。(しかも、ファンの皆さんに向くときはブラックアウト後、Pに向くときはホワイトアウト後。)
(本編をよく見ると、ブラックアウトする直前に口元のアップ。
とすると、これはつまり、天上でキスをして戻ってくるところかも知れません。)
この特典DVDは本当の宝物ですね。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9002273


特典DVDは、これ1本で3A07のエッセンスが詰まっていますね(しかも現実目線で)。
特典DVDの最後で、あずささんは教会での2人だけの結婚式からコンサートに向かっている。ちょっとだけ振り返って、「行ってきます」と目で伝えて。(言葉でも言っているかも知れないけれど。)
そして、その後、またPのところに帰ってきてくれる。
これはまた、涙なくしては見ることが出来ない、という感じですね。


ただ、少し見ている自分に驚くことは、この特典DVDはバンナム映像を使っているわけで、正に「あずさお姉ちゃん、綺麗」とため息をつきたくなる程ではあるのですが、3A07を見たあとだと、あずささんの表情がちょっと物足りなく感じてしまうこと。
表情の表現は、セバスチャンPが自分のブログで「より再現度を高める、というのは勿論でしたが、箱モデリングそのもの、ではなく、箱モデリングが目指したもの、を意識して改善しました。」と書いていましたが、その言葉が現実化されている。箱のアイマスを越えてしまったのだな、と思わされたことでした。その意味で、正にアイマス2へのハードルを上げた作品と言えるのではないかと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/sebastian_plastic/archive/2009/11/22