宝慶記

雨が降りそうな天気。
ふと気づけば、もう3時半。
道元の「宝慶記」などを読みながら、時折外を見たり、また川まで歩いてみたりしている。
空を飛んでいるような感じだろうか。
イザベラ・バードの北海道旅行記アイヌの人びとのところに滞在した記録の部分を読み進んでいる。
その暮らしぶりの清明さに心洗われる思いだ。
今の現実の世界も、清明さと底深い暗さとが共に一体となって存在している。
それを見つめることも私のなすべきことと改めて思う。