ヤクザが消滅しない理由

ピリオドがついているのが印象的。
弁護士の友人にもらった本です。この本の中に名前が出てくる方からも薦められました。
600ページ弱の本ですが、読む価値があると思います。
米国の人が書いただけあって、普通の記述です。
同じテーマで書いていても、日本の人とは書きぶりが違うように思います。
特に、買春ツアーの件、ヤクザに対する制度的な緩さ、法執行機関の問題、さらに政治的な問題など、興味深いものがあります。特に買春ツアーや人身売買に関する記述は、日本人として顔から火の出る思いです。
「不空社」という、あまり聞いたことのない出版社から出されていることも面白いと思います。
ヤクザが消滅しない理由。
著者 カプラン,デイビッド・E.,デュブロ,アレック
訳者 松井 道男、坂井 純子
2003年12月、
# ISBN-10: 4903350053
# ISBN-13: 978-4903350059