今日は朝から体がだるかったのですが、無理して減感作療法の注射を打ってもらいに行きました。
帰宅後も体がだるいので、体温を測ったら38度以上ありました。
また、喉も痛くなってきてあまりよくない咳も出始めたので、これは新型インフルか、と心配になってきました。
明日の朝にでもお医者さんのところに行くことにして、当番医を調べて後、休むことにしました。
幸い、夜も10時過ぎになったら、熱も下がり、喉の痛みも引いたので、普通の風邪だったのか、と思いました。
前日夜更かしして体が弱っているときに減感作療法の注射をしたのがよくなかったようです。
横になっている間に、先輩に勧められた
「日本国家の神髄−禁書『国体の本義』を読み解く」
という本を読了しました。
佐藤優という方の書いた本で、この人はキリスト教徒とのこと。
この作者の、左翼か右翼か、という問に対して私は何と応えるべきか、どうも答えを持っていないようにも思いました。
日本は、国民一人一人が天皇に具現化されている共同体・国とつながり、さらに天とつながり、大いなる存在とつながっている。
日本国民は、日本国民であるということで大いなる存在を分有している、という内容であったように思います。
そして、それは、仏教やキリスト教、その他の然るべき宗教や西欧、支那、インドなどの思想とも共存をする、或いはよりその精華を発揮させる、とのことで、偏狭な排外主義ではなく、どのような道を通っても、日本という国の国民であるならば、いずれにしろ国を通って大いなる存在に至る、ということなのかと思います。
これはこれで非常に素朴で分かりやすいお話であると思うし、初詣やいろいろな機会でのお参りの際に、子供にお話しするのも悪くないということでしょうか。
この作者の言われているように、私も80歳代の方のお話を聞いていると、身の引き締まる思いをすることがしばしばあります。
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その意味では、まさに私が言うのも僭越至極ですが、今までお会いした方々の中で、天皇陛下が最もその存在が高みにあるとともに国民と共にある方であったように思います。