Dropboxはその注意書きにも30万以上のファイルを扱う場合、パフォーマンスが低下する、とある。
私の場合、100万ファイルということで、かなりのパフォーマンスの低下だ。
単にDropboxのパフォーマンス低下、という話ではなく、CPUを60%くらい占有し、しかもそれが長時間続くので、他の作業ができず、しばしばPCが固まり、エクスプローラが落ちる。
これはまずいので、なんとか改善を図ることにする。
まず、ファイル数を減らす。ただ、これもせいぜい70万くらいまでに減ったという話だろう。
次に、これはCPUの話ではないが、通信環境にも影響を与えているので、バンド幅を、ダウンロードは1Mbpsに、アップロードは自動制限にする。
これも、結構効果があったように思う。
一番効果があったのは、「ハードドライブの容量を自動で節約」をオフにし、ローカルにしたことではないかと思う。
これは、ファイル数が少ないときはよいかも知れないが、膨大な数がある場合には、どのファイルをオンラインのみにするかをチェックするだけで大変な作業が必要になるように思う。これを、ローカル決め打ちにしてしまえば、変更があったファイルについてだけの作業ということになる。
起動時にはファイル数が多いので、同期にかなり時間がかかることは相変わらずだが、必要なファイルはデスクトップアプリからアクセスして使えば、まあ何とかなる。
これでも起動するだけでも非常に時間がかかるので、ストレスではあるのだが、リソースの占有が減ったので、他の作業も行うことができるようになり、ありがたいことだ。
なお、今日は、これに加えて起動時にかなりリソースを占有しているCompatTelRunnerも無効にした。これは「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」に関連するものとのこと。
「タスク スケジューラ」「タスク スケジューラ ライブラリ」「Microsoft」「Windows」「Application Experience」と選択して無効化する。
また、Application Experienceと同じレベルにある「Customer Experience Improvement Program」の「Consolidator」「UsbCeip」も無効化した。